2016年7月31日日曜日

Developers Summit 2016 Summer

Developers Summit 2016 Summer 共創-デジタルトランスフォーメーション時代に繁栄するために-。ソラシティで開催されたデブサミ2016夏に参加しました。テーマは共創。単独のIT会社だけではなく、別のIT会社や顧客と組むことで新しいビジネスを生み出せるのではないかと思います。

すべてがつながるIoT時代の共創のあり方


・meleap
ヘッドマウントディスプレイを自作、リストバンドデバイスを作成し、ARのシステムを構築。
ARでオリンピックを計画中。ドラゴンボールとコラボを実施。
VRで現実世界とリンクしたい。
リアルな世界とどうリンクするかというのが斬新的だった。

・スマートコントラクトジャパン
個人で金融システムが出来るような世の中が来る。
現状の弱点はセキュリティ、スケーラビリティがない。
既存の金融システムから水平分散型システムへ移行。今の金融システムを変えようというのがFintechだわな。
ブロックチェーンはいっている感じがした。技術的な問題点も多く、今後、大きく化ける可能性はあり。面白そうだ。

・ユカイ工学
ロボットが一家に一台の時代がくる。
ロボットの中にシステムを作るのではなく、家の中にセンサーを置くなど、ロボットの外にシステムを作る。
初音ミクバージョンを開発中。
ロボットは人を駆逐したいのではないとのこと。

【導入企業登壇!】GitHub Enterpriseで実現する統合的なソフトウェア開発プラットフォームとは


GitHubは1500万人ユーザ、3400万プロジェクト、多くのオープンソースで適用されている。
TSUTAYA、東京三菱UFJ銀行でのGitHub Enterpriseの適用事例の説明。実際、使っている会社の説明が聞けるのはいい。

・TSUTAYA
システム開発では平行開発、審査管理、開発工数が必要になる。
製品、サービス全体でGitHubを使う。
ソースファイルだけではなく、サーバ設定ファイルなどにもGitHubを適用する。

・東京三菱UFJ銀行
GitHub FlowでTopicブランチ。
各自がTopicブランチを作成。Masterにプルリクエスト。
Topicの整理にScrumボード、Kanbanボードを使用。Scrumでスプリント単位(2W)にリリース。Kanbanはスプリントでるりリースが余ったときにするタスクを貯める。
よかったことは、他システムとの連携、マージ前に必ずコードレビューが入る。大変なことは操作、概念を覚えること。

共創と競争から生まれる新たなエコシステム


さくらのIoT Platformを社内、社外とのコラボで実現。ロボットを作るわけではないがロボットに精通した人を雇っているとのこと。
天草Xアスロン2016でさくらのIoT Platformを使いパラグライダー競技を見える化した。パラグライダーという競技は生で見たところで誰が凄いのかは把握できなかった。IoTを使い見える化し、観客が競技を楽しめるようにした。面白い。こんなIoTを目指そう。

ドキドキ! IoTソリューションに効く快速マルチデバイス開発基礎講座


マルチプラットフォーム、iBeaconの開発デモ。GUIでiBeaconの設置位置を作成できるのは便利そうだ。実際のデモがあると分かりやすい。会場の人達に心拍数のセンサーをつけてデモをするなど、つかみはいい感じ。言いたいことは伝わってきたし、面白い内容だと思った。

CodeZine Book『 デベロッパーのキャリアと働き方を語ろう』番外編~ 特別対談「社会をハックするために必要なこと」


及川 卓也さん。
今後、子供たちにプログラミング的な思考を教育するハックが必要。技術的なことに対して理解できない上司や会社に対してどうすればという質問に対して、エンジニアはそんなことに注力すべきではないと言われたことが印象的だった。会社とのコミュニュケーションで解決する案も出たけど。
プログラマの地位を高めたいというのは同意。

Linda Liukasさん。
教育者目線もあるけど、プログラムのことに関する考え方が1歩先へ進んでいると感じた。フィンランドはコンピュータに関する教育が進んでいるからな。IT産業大国と呼ばれるだけある。こんな人がRubyの本を出せば、IT業界が驚く。

物販でオンデマンドの本が販売されていた。CodeZineのロゴ入りのTechBoosterの本あり。

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